JRAの有馬記念に対する力の入れようは尋常じゃないものを感じます。確かにレース毎の売上を見ると他のG1レースが子供に見えるほどに有馬記念が突出しています。有馬記念、ジャパンカップ、ダービーの3本柱とは言いますが、年末の締めくくりとわかりやすい位置づけから競馬ファン以外からの認知度も有馬記念が最も高いでしょう。
今年の有馬記念のキャンペーンはルパン三世が目玉かと思ったのですが、ジャパンカップのストリートファイターと比べギミックは弱かったですが、今回もう一つ人気のキャラクター「ウォーリーを探せ」とコラボレーションが発表されていました。
改めて紹介することもないかとは思いますが、群衆の中に紛れ込んだ”赤と白”の縞シャツを着たウォーリーを探しだすというゲーム型の絵本のようなものです。
ウォーリーを探せのコラボレーションということで、一発でサインがピンときた人は私だけではないのではないでしょうか?普段であれば、あれやこれやと悩むかもしれませんが、今このタイミングというのが非常にわかりやすかったですね。
というのも、今年のジャパンカップのショウナンパンドラが典型的なサイン馬券だったからです。詳細はこちらのリンク先に記載してあります。>> ジャパンカップ2015の五郎丸サインがまるまる的中だった件
抜粋しますと、プレゼンターの五郎丸さんのポジションがフルバック=ポジション15番で、日本代表のユニフォームが赤と白のボーダー。つまり優勝馬ショウナンパンドラの馬番15と勝負服の赤と白のボーダーをプレゼンターの五郎丸さんが指摘していたということです。
そして、今回のウォーリーを探せでも相変わらず”赤と白のボーダー”。そして直前まで出走回避に思われていたショウナンパンドラの登録。疲労が溜まっており、状態次第で回避という陣営コメントからは繁殖入りを控えたGⅠ馬を労う姿勢が伺えたのですが、そこを改めて出走に向かわせた背景を考えると、ショウナンパンドラへのサインはかなり信頼度の高いものと考えてよいと思います。