有馬記念の配当が二極化しやすい理由とは?

有馬記念の配当は二極化しやすいとは?例えば単勝1.1倍の馬券といえばどんな馬券になるでしょうか?当たり前ですが、外すわけのないド鉄板の本命馬です。例えばディープインパクトの単勝は1.0~1.3で推移しています。一方でディープインパクトにそれだけの単勝人気が集まるということは、相対的にその他の馬の配当も高いものになります。

ディープインパクトが1着を逃したレースは凱旋門賞による失格と、第50回有馬記念での2着の2回です。その有馬記念での単勝オッズをみると、2番人気のゼンノロブロイですら6.8倍、優勝したハーツクライは4番人気にして17.1倍という高騰ぶりです。

ディープインパクトを例として挙げさせていただきましたが、こういった展開は有馬記念ではよく起こります。ディープインパクトになぜそれだけの配当がつくのか、それだけ買われる理由があるからなのですが、当然たくさん馬券が買われれば配当は下がります。

では、なぜ有馬記念でそういう現象が起きるのかというと、有馬記念は言わずと知れた日本で一番馬券の売れるレースだからです。普段から馬券を購入している競馬ファンが、年間の予算をすべて有馬記念にぶっこむ、そういう面も大いにあるでしょうけれど、やはり売上が他のG1レースを抑えてトップになるには、競馬ファン以外の売上が非常に大きいという面があります。

競馬をそこまで熱心に追わない方でも、その時代時代のトップホースなどは知っていたりするものです。例えばシンボリルドルフ、オグリキャップ、テイエムオペラオー、ディープインパクトなどです。

「せっかくの有馬記念だから何か馬券を買おう」そう思ったときに、人はどんな馬券を買うでしょうか?ほぼほぼ1番人気の馬を購入することでしょう。有馬記念はお祭りのようなものです。その日楽しむためだけに、出走馬18頭を熱心に研究する競馬初心者などは皆無だと思ってよいでしょう。

だからこそ、1番人気の馬には普段以上に馬券が集中するのです。もちろん他のG1にも同じような発想で馬券を購入する方はいらっしゃるでしょうが、有馬記念ではその規模が一番大きくなるというものなのです。

賢明な競馬ファンに覚えておいてもらいたいことは、競馬は的中させればよいというものではない、ということです。的中率とオッズはかならずしも均衡するものではありません。売上が集中したところで、的中率は変わらないのです。オッズ1.2倍で9割的中するならば1.2×0.9=1.08で買ったほうが得な馬券になりますが、買われすぎて1.1倍になったら1.1×0.9=0.99の買うだけ損な馬券になるのです。

的中したならそれでいいじゃないか、と言われるかもしれませんが、それでは結果論に過ぎません。そのような馬券を何度も買えば統計的に収束するのは0円です。反対に的中率が1%しかなくとも、配当が100倍以上ついていれば大穴ではあるものの、決して無謀な賭けではない、ということになります。

問題はその的中率が明文化されていないというところに競馬の難しさがあるのですが、有馬記念やジャパンカップ、ダービーなど、「そのレースだけは競馬やる」という層が少なからずいるレースでは、1番人気の馬は避けるほうが賢明だ、と言えるでしょう。

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